この間スマホの機種を変更したんだけど、
メタマスクはどうしたらいいんだろう?
そんな時はメタマスクの復元が必要になるよ!
わかりやすく解説していくね!
メタマスクの復元はこんな場面で必要になります。
- スマホの機種を変更したため、新しいスマホでメタマスクを利用したい
- スマホやPCが故障してしまい、新しく買い替えをして以前のメタマスクを使いたい
- 誤ってメタマスクのアプリ・PCの拡張機能を消してしまったとき
また、メタマスクを復元する際は【リカバリーフレーズ(シードフレーズ)】が
必要になるので、準備しておきましょう。
ちなみにウォレットの復元のことを「インポート」というので
その言葉もこの機会に覚えておきましょう。
メタマスクの復元(インポート)方法
復元方法の手順は以下のとおりになります。
- リカバリーフレーズを準備します
- メタマスクのアプリをインストール
- ウォレットのセットアップを始める
- リカバリーフレーズを入力する
- 完了したらメタマスクの内容を確認
リカバリーフレーズを準備します
メタマスクを復元するにはリカバリーフレーズ(シードフレーズ)が必要になります。
リカバリーフレーズって何だっけ…?
リカバリーフレーズとは、最初にアカウントを作った時にメモした
12個の英単語の組み合わせのことだよ!
もし万が一、リカバリーフレーズを紛失してしまったなどわからない場合は
調べる方法はあります。
方法については、あらためて記事にさせていただきます。
※ただし、ログインができないと調べることはできないので、スマホやPCが故障してしまって調べれないとならないように定期的にメモの存在を確認しておきましょう。
メタマスクのアプリをインストール
では、新しく使用するスマホやPCにメタマスクをインストールしましょう。
スマホを利用している方はこちらからもインストールできます。
iPhoneの方はこちら【AppStoreからダウンロード】
Androidの方はこちら【GooglePlayからダウンロード】
インストールが完了したらメタマスクを開きます。
説明を読んだら次ページヘ移動しましょう
こちらも説明を読んだら次ページヘ移動します。
この画面で「開始」をタップしましょう。
ウォレットのセットアップを始める
ウォレットのセットアップの画面へ進んだら
「秘密のリカバリーフレーズを使用してインポートします」をタップします。
すると、プライバシーポリシーの確認画面になるので内容を確認し
問題がなければ「同意する」をタップします。
リカバリーフレーズを入力する
続いて、リカバリーフレーズを入力する画面になります。
入力する際は以下の点に注意しましょう。
- 単語と単語の間には「半角スペース」が必要(例:aaa bbb ccc)
- メモしたリカバリーフレーズを順番通りに入力する
リカバリーフレーズの入力が完了したら、続いて新しいパスワードを入力しましょう。
ちなみにパスワードは、最低8文字以上で今まで使っていたパスワードも使用可能です。
スマホの方は「TouchID(FaceID)でロックを解除しますか?」と
出てきますがどちらでもOKです。
完了したらメタマスクの内容を確認
これで完了の画面が出てくるので「完了」をタップして
メタマスクの内容が復元されているか確認してみましょう。
メタマスクを復元する時に注意するポイント
メタマスクを復元する手順は以上になりますが、復元する上で
注意しないといけないポイントがあるので解説していきます。
フィッシング詐欺に注意する
フィッシング詐欺ってどんな詐欺だっけ?
公式のサイトを装った偽物サイトにアクセスさせて
個人情報などを抜き取る手口だよ!
ちょこっとメモ
フィッシング詐欺とは、公式サイトに見せかけた偽物サイトからメールを送り偽物サイトにログインさせたり、偽物のアプリを作りそこで入力した情報を抜き取り悪用する手法
フィッシング詐欺に引っかからないためにも以下の点に注意しましょう!
- メールで偽物のメタマスクサイトへのリンクを送られてきても、必ずリンクには入らないようにする。
【メタマスクからメールが送られてくることはありません】 - ネットでメタマスクのサイトを検索した時に、一番上にある「広告」と記載されているサイトには入らない。
【本物のサイトに見えても、偽物サイトの可能性があります】
- アプリをダウンロードする時に、偽物のアプリが並んでいることがあるので注意しましょう。
【偽物のアプリは、ダウンロード数が少なかったりレビュー数が異様に少ない傾向があります】
フリーWi-Fiに接続して復元などの操作をしない
フリーWi-Fiとは、公共の場所やカフェやホテルなどで利用できる無料で提供されたWi-Fiスポットのことです。
最近はファミレスでも使えてすごく便利だけど、どうしてダメなの?
実はフリーWi-Fiはセキュリティ面が弱くて、
第三者による盗聴やのぞき見ができてしまうんだ!
フリーWi-Fiを利用すると、その間に何をしていたかという履歴が筒抜けになってしまうため、悪意のある第三者に見つかるとその情報を悪用される可能性があります。
また、なりすましアクセスポイントという危険もあります。
これはその公共の場のフリーWi-Fiになりすました名前のWi-Fiのアクセスポイントを作り、そこにアクセスしてしまうとデータや個人情報が抜き取られたりする手法です。
復元などのリカバリーフレーズに関わる作業の際は
フリーWi-Fiに繋がないようにしましょう。
仮想通貨ウォレットはリカバリーフレーズが全てなので、それが流出してしまうということは資産も抜き取られてしまうことにつながります。
手口はどれも巧妙になっています。不審に感じた時は一度手を止めてみるなど自衛の意識を強く持つようにしましょう。
まとめ
この記事では「メタマスクの復元(インポート)方法【初心者にもわかりやすい解説】」について紹介しました。
メタマスクの復元は、リカバリーフレーズさえ保管できていれば簡単にできたのではないかと思います。
それだけリカバリーフレーズというのは重要なものになるので、適切に管理するように心がけましょう。
解説は以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。